今回の九州豪雨について(経過及び御礼)

思い返せば「あの時の雲が」というような思い当たることがある。

 

2017年7月5日(水)13:00前後、私は久留米市内での用件を済ませ、田主丸町の本社に向かっていた。その時に「おや?」と思ったのは、北の空が真っ黒になっており、あのへんは大雨になっているなという事は、容易に想像できた。その時は、あの雲がこっち方面に来ると、かなりまとまった雨が降るのかなと思ったくらいであった。

 

しかし、まさかここまでの大きな災害になろうとは、夢にも思わなかった。

 

朝倉市、東峰村、日田市を中心とする一帯を襲った豪雨は、専門家によると、同じ場所に積乱雲が次々に発生する「バックビルディング」と呼ばれる現象によって、大雨をもたらす「線状降水帯」が長時間維持されて起きたと発表された。

 

7月9日現在で、18名もの尊い命が奪われており、行方不明の方、場所によってはまだ孤立している地域もある。また、避難所での生活を余儀なくされている方も、未だに今回の災難を、信じがたい思いでおられることだろう。

お亡くなりになられた方のご冥福を心からお祈りするとともに、被災された多くの方々に対してお見舞い申し上げます。

そして、これ以上、犠牲者が増えないことを願わずにはいられません。

 

当社の位置する田主丸町は、幸いにも大きな被害はなかったが、被災した朝倉市は隣町であり、甚大な被害が報道された比良松中学校のすぐそばの朝倉ICまでは、車で10分足らずという近い場所にある。
社員の中には、朝倉地区、杷木地区から通勤してくる者もいたため、少なからず被災した者がいる。彼らに対しては、現在、出来得る限りのバックアップをさせて頂いているところだ。

 

御礼が遅くなりましたが、今回の記録的豪雨に関して、電話やメールなどでご心配頂いた、たくさんのお取引先の皆様に、心より御礼申し上げます。今後、土砂崩れなどの2次災害も予想されておりますし、梅雨前線もまだまだ活発に動いているようですので、気をしっかり持って、対処して参りますので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。