社長ブログ

泥打ち祭り

2017-03-29

先日、福岡県朝倉市の阿蘇神社で「泥打ち祭り」なるものが開催されたというニュースを、新聞で知った。

白い衣装に投げつけられた泥の付き具合で農作物の豊凶を占うらしい。

300年以上続くとされる伝統行事で、白装束の「代宮司」に、地元の子供たちが水田から集めた泥を、寄ってたかって投げつけるというもの。

この日は小雨だったこともあり、白装束の白い部分が全くなくなるほどたくさんの泥がつき、豊作間違いなしとのこと(#^^#)

こういった「五穀豊穣」を祈願するお祭りは、全国に無数にある。

おしろいの顔の付き具合で来年の「作柄」を占う「おしろい祭り」も朝倉だったか。

久留米大善寺町の「鬼夜」も、青森県で米を根性食いする祭りも、秋田県の「なまはげ」も、皆、五穀豊穣祈願である。

私たち日本人は、農耕民族であるがゆえに、畑を耕し野菜を育て、稲を植え米を栽培して、その収穫で食を確保してきた。

だからこそ、こういったお祭りは長く続いているわけで、決して風化することなく、実態を伴った風習として、農業に従事する方たちの希望と力の元であってほしい。
日本の農業が、国の礎として、衰退することなく存続発展することを願ってやまない。

 

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